ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(以下「ベーカーマッケンジー」)は、株式会社福岡銀行(以下「福岡銀行」)が滋賀県米原市で建設中の米原太陽光発電事業(設備容量 31.65MW)を対象とした約53億円のグリーンローンの融資契約を締結するにあたり、福岡銀行に法的アドバイスを提供しました。

本発電所は、ヴィーナ・エナジーが開発し、再生可能エネルギーから作られた電力をコーポレートPPA(電力受給契約)により、三菱商事クリーンエナジー株式会社へ供給します。本案件は、火力発電所により電力を発電する場合と比べ、温室効果ガス削減と節水効果が見込まれており、国が掲げる『2050年カーボンニュートラルの実現』への貢献が期待される案件となります。

ベーカーマッケンジーは、世界45の法域に74のオフィスを保有する世界有数のグローバルネットワークを保有しており、このグローバルネットワークを通じて得た知見を活用し、国内の再生可能エネルギー産業の発展に貢献して参りました。本案件でも、かかるグローバルネットワークを通じて得た知見と国内での再生可能エネルギー事業の経験を活かして、コーポレートPPAを活用したプロジェクトファイナンスの組成に貢献しました。

本案件は、ベーカーマッケンジー東京事務所のパートナーである鈴木康祐がリードし、カウンセルである関口毅人、アソシエイトである深澤俊及び久田一輝、ロンドンオフィスのパートナーであるLuke Lightfoot及びアソシエイトのTeresa Ryanがサポートしました。