ベーカーマッケンジー、凸版印刷による独・Interprint Groupの買収に法的アドバイスを提供
【東京/フランクフルト発 2019年6月27日】ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(所在地:東京都港区、代表パートナー:ジェレミー・ピッツ、以下「ベーカーマッケンジー」)は、印刷業界大手の凸版印刷株式会社に対し、ドイツのWrede Industrieholding GmbH & Co. KG(所在地:ドイツ、アルンスベルク、会長:Thomas Wrede)の100%子会社であるInterprint Groupを買収する案件において、法的アドバイスを提供しました。買収手続きは規制当局の承認を経て、2019年末に完了する予定です。
ベーカーマッケンジーの東京、ドイツおよびその他のオフィスの専門家が本案件のリーガルアドバイザーとして法的アドバイスを提供しました。
本案件は、ベーカーマッケンジー東京事務所コーポレートM&Aグループの乘越秀夫をリードパートナーとし、パートナーである遠藤聖志、阿江順也、シニア・アソシエイトである鈴木道夫、アソシエイトである大澤崇、並びにフランクフルト事務所のパートナーであるNikolaus Reinhuber、カウンセルであるUlrich Weidemann、デュッセルドルフ事務所のパートナーであるNicolas Kredel、アソシエイトであるClara Dustが携わりました。
本案件の東京チームリードパートナーである乘越は、「Interprint Group買収に関するアドバイスにおいて、世界の印刷業界における凸版印刷の地位を確固たるものとし、戦略の後押しとなれたことを嬉しく思います。これは当ファームが手掛けるトップクラスのクロスボーダーM&A案件の経験や知識の蓄積、さらに国際チームのシームレスなコラボレーションによるものです」と述べています。
東京に本社を置く凸版印刷株式会社は、印刷、通信、セキュリティ、パッケージング、装飾材、エレクトロニクスのトータルソリューションを提供し、全世界で5万人を超える従業員を擁するグローバルトップサプライヤーです。東京証券取引所上場企業である凸版印刷株式会社は、全世界の年間売上高1兆4,650億円(約120億ユーロ)を誇り、日経225株価指数の構成銘柄です。
Interprint Groupは、ドイツのアルンスベルクに本社を置く世界有数の建装材印刷メーカーです。ドイツ、アメリカ、ポーランド、マレーシア、中国、ロシア、ブラジルの生産拠点に約1,300名の従業員を有しています。2018年の収益は3億5000万ユーロです。