ベーカーマッケンジーは、本年のトムソン・ロイターのRegional Law Firm Brand Indexes(地域別法律事務所ブランド力 ランキング)(以下、ランキング)で、欧州のトップリーガル・ブランドとしてのランキングを維持し、アジア太平洋地域ではトップに返り咲き、米国では5ランクアップの4位を獲得しました。

この好調な結果は、世界有数の企業からの新規入札参加資格の獲得や案件受託、さらに初となる30億ドルの収益突破などを背景に、当ファームにとり極めて重要な年であったことを示しています。また、デジタルトランスフォーメーション、サステナビリティ、サプライチェーン変革、選択と集中による産業分野を主要なサービスとして強化を図っています。

トムソン・ロイターの取材に応じたリーガルバイヤーによると、ベーカーマッケンジーは欧州本土で強みを発揮し、欧州のクライアントと世界をつなぐ能力に長けていることが、4度目の首位獲得につながったとしています。

「ベーカーマッケンジーがここ数年トップの座を維持しているのは、規模だけが理由ではありません。クライアント重視、専門知識、重要な案件の処理能力、最高レベルの結果を出し続けることが、評価を高めているのです。このような強さと厚みの掛け合わせが、次点の事務所の2倍の点数差を生み出しているのです」と、同報告書は述べています。

アジア太平洋地域では、グローバルとローカルの両方のリーガル・サポートに対するニーズに一貫して応えることにより、トップの座を奪還しました。

トムソン・ロイターは、「ベーカーマッケンジーは、グローバルとローカル・マーケットに関する知識という点で顧客から支持されており、このことはクロスボーダー業務に対する非常に高い評価につながっています」と述べています。
ベーカーマッケンジーの米国市場におけるブランドポジションが9位から4位に上昇したことは、大きな変化と言えます。これは、最高レベルの弁護士を外部から招聘、ベイエリアやニューヨークなどの主要拠点への投資、パンデミック時およびそれ以降の一貫した高い対応力を反映しています。

トムソン・ロイターによると、今年の米国ブランド力 ランキングにおいてブランドの観点から最も重要度を増した要素として、クライアントが外部の弁護士から迅速かつ信頼できる助言を得る必要性であったと述べています。特に、企業内弁護士の業務量が増加し続ける中、法律業務の迅速な対応という側面が、クライアントにとってますます重要となっています。

この結果について、ベーカーマッケンジーのグローバルチェアであるMilton Chengは、「世界の主要市場において、企業内弁護士や上級法務担当者が、大型案件や複数法域の案件について、ベーカーマッケンジーを信頼できる法律事務所の一つとして常にご指名いただき、大変光栄に思っています。法曹界は競争が激しく、欧州、米国、アジア太平洋地域で傑出していることは、当ファームのチームが世界的に見ても非常に厚みがあり、幅広いことを物語っています。クライアントも私たちも現在大きな課題に直面している中、世界で成功する多くの企業にとって、当ファームが今後とも唯一無二の信頼のおけるパートナーとして選んでいただけるよう精進して参ります」と述べています。

ベーカーマッケンジーは、英国ブランド力 ランキングでも総合12位にランクインし、年初には12年連続で世界一の法律事務所ブランドに選ばれています。

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