医療・ライフサイエンス
概要
競争が厳しさを増す今日の医薬品・医療機器・バイオテクノロジー業界では、各社とも競争力を高めるために、独創的な事業展開を行っています。買収や提携、ライセンス供与は自社開発を補完するばかりか、主力事業となることもあります。また、製造から臨床試験までの各段階で業務のアウトソーシング化が進み、業績の向上、新薬の市場投入までの時間の短縮やコストの抑制が図られています。
医薬品・医療機器・バイオテクノロジー企業にとっては、基盤となるビジネスを手堅く運営しながら、先進的なアプローチを取り入れて行くことが重要です。精力的な営業活動、慎重な契約実務と綿密な研究開発活動に加えて、企業は定期的に規制・法律上の義務や会社法などの変更に注意を払いながら、知的財産権の保護や税務戦略の構築に積極的に取り組む必要があります。
ベーカーマッケンジー東京事務所では、医療・ライフサイエンスグループを組成し、同分野のクライアント企業に迅速かつ的確なアドバイスを提供できる体制を整えています。これまで数多くの国際的医療・ライフサイエンス関連企業にサービスを提供して来た実績から、この業界に精通したパートナー及びアソシエイトから成る産業フォーカスグループを設立することは当事務所にとって必然性があったと言えます。当グループは、所内の各業務分野(独占禁止法・競争法、コーポレート/M&A、紛争解決、知的財産、及び税務・移転価格グループ等)に蓄積された知識と経験とを集約し、医療・ライフサイエンス分野で事業を展開する企業が直面する様々な課題について、包括的なアドバイスを提供します。当グループは、各法律分野に注力する専門家のうち、医療・ライフサイエンス産業に精通する者によって構成されています。さらに、ベーカーマッケンジーのグローバルネットワークには、300名を超える医療・ライフサイエンス分野の弁護士が在籍し、ダイナミックかつチャレンジングな市場の課題とビジネスチャンスとに対応しています。