アジアフォーカスグループ・セミナーシリーズ 「アジア現地の法務対策」 第十回:ラオス・カンボジア
ベーカーマッケンジーのアジアフォーカスグループ・セミナーシリーズ「アジア現地の法務対策」では、アジア諸国へ進出済みまたは進出をご検討中の日本企業が、現地で直面する問題や注目度が高い論点について、最新情報を提供しています。
シリーズ第十回目となる今回のセミナーでは、カンボジア・ラオスを取り扱います。2010年より、ASEAN諸国の中でも、メコン地域のカンボジア・ラオスへ投資する日本企業が急増しています。カンボジアにおいて日本企業は、製造分野で以前の主流であった縫製・製靴業から、自動車、電子等の部品、精密機器などの業種に向けた投資を行うようになり、同国製造業の発展への貢献が評価されています。さらに、2012年から2014年にかけて実施された日系大手商業施設の進出を契機として、小売、物流、飲食業をはじめとするサービス業などへの進出も相次いでおり、日本企業はカンボジアについて製造業の側面のみならず、内需の拡大にも注目するようになってきています。
また、ラオスは、メコン川流域の5か国(同国のほかカンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー)で構成される大メコン経済圏において、地理的に他の4か国と接しています。近年、同国では、日本をはじめとする各国の支援により道路や橋梁などのインフラ整備が進んでいることから、大メコン経済圏の中継地という地理的な重要性が一層増してきています。さらに、安価な労働力という魅力も加わり、日系企業の進出が加速しています。
もっとも、カンボジア・ラオスには、法律が十分に整備されていないこと、実務と法律との乖離が目立つことなどの問題点があります。そこで、本セミナーにおいては、カンボジア・ラオスの外資規制、会社法などの概要について説明します。さらに、カンボジア・ラオスにおける実務、法律と実務との乖離、カンボジア・ラオス進出企業が抱える問題点などについて、現地法務、税務等に通じた現地専門家であるJBL Mekongの薮本氏が解説します。
第十回:ラオス・カンボジア:講師およびトピック
- 栗田 哲郎 弁護士 (ベーカーマッケンジー法律事務所)
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- カンボジア・ラオスの外資規制、会社法制
- カンボジア・ラオスの裁判制度・仲裁制度
- 薮本 雄登 氏 (BL Mekong Co., Ltd.)
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- カンボジア・ラオスの経済状況
- カンボジア・ラオスにおける日本企業の進出状況
- カンボジア・ラオスの労働実務
- カンボジア・ラオス進出企業が抱える問題点と解決方法
東京では朝からの開催となりますので、朝食をご用意いたします。大阪では午後の開催となります。
第十回目のセミナー(東京: 1月8日(木)開催、大阪: 1月9日(金)開催)へのお申込みは、以下のボタンをクリックしていただくか、seminar.tokyo@bakermckenzie.com までご連絡ください。
開催概要
東京
開催日時 | 2015年1月8日(木)9:00 – 11:00(朝食をご用意いたします)※受付開始 8:30 |
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会場 | ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業) (東京都港区六本木1-9-10 アークヒルズ仙石山森タワー28F) ご案内(地図) |
大阪
開催日時 | 2015年1月9日(金)14:00 – 16:00 ※受付開始 13:30 |
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会場 | 大阪弁護士会館 (〒530-0047 大阪市北区西天満 1-12-5) ご案内(地図) |
お申込み
- ご登録は、セミナー申込フォームよりご登録いただくか、Eメールにて seminar.tokyo@bakermckenzie.com までご連絡ください。
- 座席数に限りがございますので、お早目のご登録をお願いいたします。なお、お申込み多数の場合は各社2名までとし、抽選とさせていただきます。
- 定員に達しましたら、予告なくお申し込みの受付を終了させていただきます。
- 応募締切:2015年1月5日(月)
関連情報
日時
開催地
大阪
主催者
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
スピーカー
栗田 哲郎(ベーカーマッケンジー東京事務所)、薮本 雄登 氏(JBL Mekong Co., Ltd.)