ベーカーマッケンジー、ソフトバンクグループによる英国アーム・ホール ディングスの買収のためのブリッジローン案件において、みずほ銀行に法的 アドバイスを提供
【東京発 2016年9月7日】ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(所在地:東京都港区、代表パートナー:ジェレミー・ピッツ)は、株式会社みずほ銀行(以下、「みずほ銀行」)による、英国のARM Holdings plc(以下、「アーム・ホールディングス」)を234億英国ポンドで買収したソフトバンクグループ株式会社(以下、「ソフトバンクグループ」)に対する1兆円のブリッジローン(つなぎ融資)に係る案件において、同行に法的アドバイスを提供しました。ソフトバンクグループによるアーム・ホールディングスの買収は、日本企業による海外企業の買収としては過去最大規模となります。当該買収は2016年9月5日付で完了し、アーム・ホールディングスは2016年9月6日付でロンドン証券取引所から上場廃止となりました。
本案件では、ベーカー&マッケンジー東京事務所、銀行・金融プラクティス・グループの北村辰一郎弁護士とギャビン・ラフテリー外国法事務弁護士をリード・パートナーとし、東京事務所パートナーの遠藤聖志弁護士およびピエール・シアソン外国法事務弁護士、アソシエイトの和田卓也弁護士、ロンドン事務所パートナーのBernard SharpおよびRobert Adamが携わりました。
北村辰一郎弁護士は、「日本と英国にとって画期的な取引となる本案件において、みずほ銀行をサポートすることができ、大変光栄に思います」と述べています。
また、ギャビン・ラフテリー外国法事務弁護士は、「非常に厳しい時間的制約の中で、このような複雑なクロスボーダー取引を遂行できたことで、グローバル買収ファイナンス分野におけるベーカー&マッケンジーの専門的対応力の高さと商業的優位性とを示すことができたのではないかと思います」と述べています。