ベーカーマッケンジー、ゴディバのアジア事業の一部売却に関してユルドゥズ・ホールディング及びゴディバにアドバイスを提供
【東京発 2019年3月1日】ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(所在地:東京都港区、代表パートナー:ジェレミー・ピッツ、以下「ベーカーマッケンジー」)は、ゴディバ(Godiva)のアジア・オセアニア地域4市場 ― 日本、韓国、オーストラリア及びニュージーランド ― における小売・流通事業のMBKパートナーズ(MBK Partners)への売却に関して、ユルドゥズ・ホールディング(Yildiz Holding)及びゴディバに法的アドバイスを提供しました。本取引に伴い、ブリュッセルに所在するゴディバの製造施設も売却されます。
本件は、ベルギーの被雇用者労働審議会の標準審議の完了及び競争法に基づく待機期間の経過後、2019年中頃に完了する見込みです。
本案件は、ベーカーマッケンジー東京事務所のコーポレート/M&Aグループのジェレミー・ホワイト(Jeremy White)をリードパートナーとし、同じく東京事務所の高瀬健作、バイロン・フロスト(Byron Frost)、ダニエル・バークハート(Daniel Burkhart)、ビリアン・テイ(Beelian Tay)、中野綾子、勝山正雄、小原万実、ダニエル・レルトン(Daniel Relton)、ブリュッセル事務所のドミニク・メース(Dominique Maes)、フランソワ・ガブリエル(Francois Gabriel)及びジャン-フランソワ・ヴァンデンバーグ(Jean-Francois Vandenberghe)、ロンドン事務所のデイヴィッド・スコット(David Scott)及びジャナン・クロージア(Jannan Crozier)、ワシントンDC事務所のユア・ストロボス(Jur Strobos、FDA専門家)、並びに香港事務所のトレイシー・ワット(Tracy Wut)が携わりました※。当ファームは、主任カウンセルとして、売却ストラクチャー、法規制上の課題、関連当局との折衝、その他トランザクション管理に関するアドバイスを提供しました。
本案件について、東京事務所のジェレミー・ホワイトは、「このような、クライアントにとって非常に重要なディールにおいて、当ファームのM&A/カーブアウトに関する高い専門性と強みとを発揮することができ、非常に嬉しく思います。総合法律事務所として、雇用、知的財産、独占禁止法、環境、不動産関連法等、取引に付随するあらゆる事項を含めた包括的なアドバイスを提供することができたと思います」「本取引により、ゴディバ及びユルドゥズ・ホールディングのビジネスの成長はさらに加速するものと思います。引き続き、ニーズに応じたリーガルサポートをご提供できるよう努めてまいります」と述べています。
ゴディバは高級チョコレートの世界的大手、ユルドゥズ・ホールディングはトルコ及び中東地域の食品製造最大手企業です。
※本案件は当ファームがこの半年間において製菓分野で扱った2件目の大型トランザクション案件です。ジェレミー・ホワイトが率いる東京チームは、不二製油によるBlommer Chocolate Companyの買収(買収価格は7億5,000万米ドル)においてもアドバイスを提供しました。