ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(所在地:東京都港区、以下「ベーカーマッケンジー」)は、三菱UFJ信託銀行株式会社(以下「三菱UFJ信託銀行」)が保有するAMP Capital Holdings Limited(以下「AMP Capital」)の全普通株式保有分15%を4.6億豪ドル(約345億円*)でAMP Holdings Limitedに売却する案件に関して法的アドバイスを提供しました。

トランザクション面のリードパートナーを務めたBen McLaughlin(オーストラリア)および辻本哲郎(東京)は共同で、「このような重要な案件において、三菱UFJ信託銀行を代理させて頂き、非常に光栄に思います」と述べました。

辻本哲郎は、「三菱UFJ信託銀行は、AMP Capitalとの間で2011年に資本・業務提携契約を締結して以来、AMP Capitalの運用商品を日本における機関投資家および個人投資家である顧客へ提供してきました。資本・業務提携契約は終了となりますが、AMP Capitalが三菱UFJ信託銀行の重要なパートナーであるとの位置付けは変わらないものと理解しています」と述べました。

Ben McLaughlinは、「本案件は、昨年の三菱UFJ信託銀行による41.3億豪ドルでのFirst Sentier Investors買収に続くものです。本案件は、ベーカーマッケンジーが、クロスボーダー、多国籍かつ最先端の金融業界の案件を成功裡に導くことに長けていることの証左となるものである」と加えました。

本案件の金融規制のリードを務めた島田稔夫は、「本案件で三菱UFJ信託銀行のチームと関わらせていただけたことを光栄に思います」と述べました。

ベーカーマッケンジーのチームとしては、その他、Lawrence Mendes、 Byron Frost、 阿部諭、 John Walker、 Bill Fuggle、 Jonathan Kelt、 およびWill Maloufが本案件に関与しました。

PDFをダウンロード