ベーカーマッケンジー、日機装によるLEWA GmbHおよびGeveke B.V.のAtlas Copcoへの売却に関して法的アドバイスを提供
*本リリースは2022年3月16日、ドイツで発表した英語版の抄訳です。
ベーカーマッケンジーは、LEWA GmbH(以下、LEWA)およびGeveke B.V.(以下、Geveke)とそれぞれの子会社のAtlas Copcoへの売却に関して、日機装株式会社(以下、日機装)に法的アドバイスを提供しました。LEWAは、ダイヤフラム定量ポンプ、プロセスポンプ、定量システム一式のトップメーカーです。Gevekeはコンプレッサを販売し、高度で複雑なプロセスポンプ設備の設計を行っています。
両社はおよそ696百万ユーロで買収される予定です。買収は規制当局の承認の充足を条件に、2022年第2四半期までに完了する見込みです。
ベーカーマッケンジーは、グローバル専門家チームを組成し、本案件のあらゆる法的側面について日機装にアドバイスを提供しました。
ベーカーマッケンジー ミュンヘンオフィスのM&AパートナーであるDr. Jon Marcus Meeseは、「クロスボーダー案件における当ファームの豊富な経験と、連携のとれたグローバルチームワークにより、複雑な本件を法的側面から成功裡へと導くことができました」と述べています。
日機装は、インダストリアル事業で産業用特殊ポンプ・システム、航空宇宙事業で炭素繊維強化プラスチック製航空機部品、メディカル事業で血液透析、ヘルスケア関連製品を提供する日本の上場企業です。
Atlas Copcoは、サステイナブルな産業用生産性向上ソリューションの国際的なリーディングプロバイダーです。グループはスウェーデンのストックホルムに本社を置き、180か国以上でグローバルな事業展開を行っています。2021年の売上高は約110億ユーロで、従業員数は約43,000人です。
LEWAは1952年に設立され、ドイツに本拠地を置いています。従業員数は約1,200人で、2021年の売上高は2億3,300万ユーロでした。LEWAは、幅広い産業向けに、産業別の高品質なポンプソリューションを提供しています。
Gevekeは1874年に設立され、オランダのアムステルダムに本社を構えています。従業員数は173人で、2021年の売上高は約6,100万ユーロでした。