ベーカーマッケンジー、AirTrunkの日本におけるデータセンター案件で初のグリーンローン契約に法的アドバイスを提供
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(以下、「ベーカーマッケンジー」)は、ハイパースケールデータセンターの開発を手掛けるAirTrunkに対して、東京圏西部の戦略的立地における110MW超の施設を予定する、日本では同社にとって2番目となるデータセンター(TOK2)の開発および画期的なグリーンローン契約に関して、あらゆる側面から法的アドバイスを提供しました。
TOK2が採用したグリーンローンは、AirTrunkの新しいグリーンファイナンスフレームワークの一部ですが、日本ではデータセンター向けのものとしては初で、電気利用効率(PUE)と水資源の効率的な活用を適格クライテリアとして初めて採用するなど、業界のベンチマークとなるものです。
ベーカーマッケンジーでは、東京事務所の不動産グループ代表である池田成史が本案件を率い、チームメンバーの松丸知津、簾田桂介および黒澤来支らがサポートしました。
池田弁護士は本案件について、「AirTrunkが日本において画期的なグリーンローン契約に取り組まれたことについて心から敬意を表します。これは、責任あるグローバル組織に属する者にとって、業界が持続可能性の目標を達成するための重要な枠組みであります。私たちベーカーマッケンジーも、持続可能性をビジネス戦略の中核に据えており、2050年までにカーボンニュートラルを達成するという日本政府の目標達成に貢献できるよう尽力して参ります」とコメントしています。