ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(以下、「ベーカーマッケンジー」)は、ハイパースケールデータセンターの開発を手掛けるAirTrunkによる日本初のデータセンター向けサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)での約6億5千万豪ドル相当の資金調達案件において、法的アドバイスを提供しました。

本案件は、東京圏にあるAirTrunkの最初のTOK1データセンターの大規模拡張のための資金調達を目指すものです。

AirTrunkは、2022年9月に東京圏にあるAirTrunkの2番目のTOK2データーセンター案件において、日本のデータセンターを提供する事業者として初となるグリーンローン契約を締結し、データセンター業界における数々のサステナブルファイナンス関連のベンチマークを確立してきています。

ベーカーマッケンジーでは、東京事務所の不動産グループ代表である池田成史が本案件を率い、チームメンバーの松丸知津、簾田桂介、青木勝之および風間達至らがサポートしました。

池田弁護士は本案件について、「AirTrunkの日本でのデータセンター案件として、これで3回目となる大型資金調達案件に関与でき大変光栄に存じます。重要度を増すESG(環境・社会・ガバナンス)関連の取り組みを内容とするサステナブルファイナンスにおいて、業界のトップランナーであるAirTrunkの計り知れないご尽力に敬意を表すとともに、私たちベーカーマッケンジーでも、今後とも持続可能なより良い世界を築き上げていく企業の一翼を担っていけるよう精進して参ります。」とコメントしています。