ベーカーマッケンジー、ベネッセのSkyHiveとの資本業務提携契約に関して法的アドバイスを提供
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(以下、「ベーカーマッケンジー」)は、株式会社ベネッセホールディングス(以下、「ベネッセ」)の米国SkyHive Technologies Holdings Inc.(以下、「SkyHive」)との資本業務提携契約に関して法的アドバイスを提供しました。本提携により、ベネッセは日本市場におけるSkyHiveの中心的パートナーとなります。
1955年創業のベネッセは、国内教育、グローバル教育、介護・保育、生活といった分野で人のライフステージに沿った事業を展開しています。2017年創業のSkyHiveは、人工知能(AI)を活用したグローバル人材情報ソフトウェア企業です。同社は、リアルタイムの労働市場情報を提供する世界最大級のプラットフォームを保持し、AIを駆使してワンストップでリスキリング*を行うことを可能としており、カナダ政府や欧州、ニューヨーク市など、世界で多くの実績を持ちます。
ベネッセは、SkyHiveが持つAI技術を基に、企業に対して従業員のスキルの可視化と分析、リスキリングに適切な学習マネジメント、Udemy**をはじめとした学習コンテンツ提供を一気通貫で行うことが可能になり、企業の人的資本経営支援を強化します。また、SkyHiveが世界で培ったリスキリングによる組織変革の知見を、日本でも活用することが可能となります。
本案件は、ベーカーマッケンジー東京事務所コーポレート/M&Aグループの遠藤聖志をリードパートナーとし、シニア・アソシエイトの野邊健太及びエリック・リー、並びにアソシエイトの佐々木里莉が携わりました。
本案件について、東京事務所の遠藤聖志弁護士は、「少子化による労働力人口の不足が見込まれている日本において、SkyHiveのAIを駆使した世界規模のデータとベネッセの深い教育知見・強固な事業展開力を掛け合わせることにより、課題解決に取り組まれるという本案件に携わることができて光栄に存じます。目まぐるしく進むDX化の時代のもとで、お客様と共に最適解を見出せるよう今後とも尽力して参ります」と述べています。
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*新たな分野や職務にて新しいスキルを習得すること。
**Udemyは、米国法人Udemy, Inc.が運営する世界5,900万人以上が学ぶオンライン学習プラットフォーム。