仕事紹介
”One Global Team” の一員として
ベーカーマッケンジーのスタッフは、常に国内外の様々なチームメンバーと連携しながら、それぞれの専門分野において質の高いビジネスサービスを提供しています。
秘書
秘書は各プラクティス・グループに配属され、リード・セクレタリーを中心に構成される秘書グループの一員として、日々様々な業務に取り組んでいます。とりわけ、専門家が高い品質のリーガルサービスを効率よく提供するために必要なサポートを、専門家にとって最も身近なチームメンバーの一人として提供するという、重要な役割を担っています。
専門家と秘書間の連携のみならず、担当専門家がかかわるプロジェクトチームの一員としての役割や、国内外のビジネスサービスチームとの連携など、常に最高のサービスをチーム一丸となってお客様へお届けするために、日々邁進しています。こうしたグローバルレベルでのチーム連携においては、日本語・英語を駆使した高いコミュニケーション能力や調整力が求められるため、秘書も他のスタッフ同様にオフィス内外での様々な学習機会を活用し、積極的にスキルアップに励んでいます。
さらに、ベーカーマッケンジーでは、キャリアの考え方にも柔軟性があり、秘書からリード・セクレタリーへのキャリアパスのみならず、東京事務所内の他のビジネスファンクションやグローバルポジションへのチャレンジもできるなど、様々な形で”One Global Team”の一員として活躍できる場が提供されています。
パラリーガル
パラリーガルは、各自所属するプラクティスグループの業務分野における法律知識や必要手続等の専門的知識を活かして、案件ごとに弁護士とチームを組み、原則として弁護士の指揮監督のもと書類作成を中心に業務を行います。当事務所では、主に以下のプラクティスグループに分類されています。
コーポレートM&A
会社法に基づく各種議事録(日英併記)の作成、組織再編案件のスケジュール及び関連書類の作成、商業登記手続、外為法に基づく事前届出書・事後報告書の作成及び提出対応、出入国管理法上の申請・届出を主に行います。司法書士・行政書士を含むメンバーで構成され、法改正や先例などの情報を共有し連携して業務を行っています。
キャピタルマーケット
金融商品取引法に基づき、外国政府や企業等が発行する有価証券に関する届出書及び有価証券報告書等の開示書類の作成(翻訳を含む。)及び提出業務を主に担当しています。国内外のクライアント及び関係者とのやり取り、ベーカーマッケンジー海外オフィスとの連携も行いながら業務を進めています。
IPテック
弁護士及び弁理士をサポートし、主に商標案件について特許庁や世界知的所有権機関(WIPO)への手続業務を行っています。具体的には、商標出願や移転等の必要書類の作成、商標更新業務、審判の証拠収集・作成、特許庁への手続の期限管理、国際登録商標についてWIPOへの提出書類の作成等です。また、ベーカーマッケンジー海外オフィスや他の海外エージェントと連携して、日本国内クライアントの海外での商標調査・出願のサポートも数多く行っています。さらに、ドメイン名の登録及び管理や、違法な輸入品の税関での差止業務の補助、東京事務所の他のプラクティス・グループと連携した知財デューデリジェンスのサポート等、知的財産に関する様々な業務を行っています。
銀行・金融
各種国内外ファイナンス案件(プロジェクトファイナンス、プライベート・ファイナンス、不動産ファイナンス等)に関する土地の許認可についてのデューデリジェンス、クロージング支援、特定目的会社及び一般社団法人を含む株式会社・合同会社等の各種法人設立業務及び各法人議事録等関連書類の作成、商業登記・不動産登記書類の作成・準備及び登記申請、動産譲渡、債権譲渡に関する登記申請手配、外為法に基づく事前届出書・事後報告書の作成及び提出対応、並びに各種契約書の日本語及び英語への翻訳業務等を、グループ所属の各弁護士及びベーカーマッケンジーの海外オフィスと連携しながら行っています。
翻訳
弁護士やパラリーガルの指示の下に、契約書を始めとする各種文書の翻訳サービス(英語・日本語間)を提供しています。翻訳者は、特定のプラクティス・グループには所属していないので、各グループからの様々な文書(各種契約書の他に、規程類、企業研修資料、官公庁提出書類、法律意見書、訴訟関係書類等)に対応しています。
単独で作業することもあれば、案件によっては、複数名で分担することもあります。納期までに正確な訳文を作成するために、集中力と根気強さが求められる職種です。ほぼPCモニターと書類に向き合っている仕事ですが、書類を通じて、そのときどきの社会情勢や最先端のトピックに触れることができるのも魅力の一つです。柔軟性のある働き方でワークライフバランスを維持しながら、翻訳者としての経験を積むことができる職務です。
インフォメーションセンター
インフォメーションセンターの主な仕事は、図書業務(専門家が仕事で使う本・雑誌・データベースなどの資料の購入・管理)と、リサーチ業務(出版物やオンライン上の情報を対象とした調査)です。
東京事務所内でリクエストを受けることもありますが、ベーカーマッケンジーの海外オフィスからのリサーチ依頼に応じたり、逆にこちらから海外オフィスのライブラリアンに助けを求めて文献を探してもらったりすることも日常的にあり、様々な国の人と協力して仕事を進めることができる点は、ベーカーマッケンジーならではの魅力だと思います。
リサーチその他、専門家からのリクエストに対応する中で、司書として持つ知識やスキルを生かしながら、世の中の流れを常に学ぶことができます。フレンドリーかつ礼儀正しい専門家やスタッフが多く、働きやすい環境と言えます。チーム内ではなんでも率直に意見を言いあえるフラットな雰囲気を作り出しています。知的探求心があり、周囲の人への手助けが好きな人には向いている仕事と言えます。
ビジネスディベロップメント、マーケティング&コミュニケーションズ(BDMC)
お客様が求めていらっしゃるものは何か。様々な国地域、業務分野および産業分野のスペシャリストを擁するベーカーマッケンジーだからこそご提供できるサービスは何か。
BDMCチームはお客様と事務所の架橋であることをその使命としており、取扱業務は戦略策定からイベント企画運営、PR活動全般と多岐にわたります。海外オフィスの同僚とも日々連携のうえ、広汎なネットワークを活かしサポート業務に取り組んでいます。
風通しが良く、所属部門やポジションを問わず意見を共有し合えるベーカーマッケンジーだからこそ生まれるアイディアがあります。それをチーム一丸となって形にしていくことが私たちの仕事の醍醐味です。
進化する法律業界において、常に先頭を走り続ける事務所でありたい。その目標を達成すべく、変化を楽しみながらお客様の一助となるよう円滑なコミュニケーション実現を目指しています。
テクノロジー
専門家のクライアントワークおよびオフィス運営に必要なアプリケーションやハードウェアの導入、所内サーバー・ネットワーク機器の管理・保守、マニュアル資料の作成、海外チームと連携したトレーニングの実施といったテクノロジーサービスを提供しています。
テクノロジー業務の中枢の一つであるテクニカルサポート業務においては、問い合わせ窓口は海外4拠点に設置されたサービスセンターで24時間365日、世界中のオフィスからの問い合わせを受付けており、サポート内容に応じて各オフィスのテクノロジーチームに割り振られる仕組みになっています。
専門家やスタッフが効果的かつ効率的に職務を遂行できるように、テクノロジーチームのメンバーは、所属チームや国・オフィスを超えて One Global Team の精神で、日々サポート業務に取り組んでおり、そこでは英語力や国際感覚を存分に活かすことができます。
また、機密性の高い情報を守るために高いセキュリテイーが求められる中、クラウドやテレワークなどの最新技術の導入も進んでいるので、新しい技術を学べる環境があることも魅力の一つです。
総務
専門家やスタッフのために機能的かつ安全で快適に働けるようなオフィス環境を整える業務を担っています。東京事務所全体に関わる業務を扱う仕事でありその範囲は多岐にわたります。建物やオフィス家具などの什器・備品の管理、外部業者との契約交渉、所内便・郵便物の管理、防災防犯対策など一般的な総務業務に加え、海外オフィスからの外国人サポートも行います。受付スタッフも総務チームの一員です。
所員同士のコミュニケーションがより円滑となるように所員が気軽に集まるマンスリーイベントの企画やオフィス全体会議や家族を招待したイベントの運営も業務の一つとなっています。
総務として人とのつながりを大事に、所員からの小さな要求や情報を引き出し、常に問題の解決や業務の効率化に取り組んでいます。
ファイナンス
請求から入金処理、支払・資金・予算管理や税務関連対応など一般事業会社とほぼ同様の経理業務を行っています。案件別に費用および請求管理を行う必要のある点が法律事務所として特有かもしれません。
日常的な経理業務を過怠なく着実に実行する能力だけではなく、海外オフィスとの日常的なやり取りや、弁護士等専門家の意思決定に必要な数値の管理・提供など幅広い業務を、所内外の関係者とコミュニケーションを取りながら行うための柔軟性も求められますが、それに伴うやり甲斐もある職務と言えます。
タレント・マネジメント
タレント・マネジメントの仕事は、事務所にとって大切な財産である「人」を活かして、組織として成長することです。
専門家やスタッフ一人ひとりの才能やスキルを最大限引き出し、組織的な視点で戦略的にマネジメントを行なうために、事務所が目指す方向に沿った採用、配置、育成、評価、労務管理、人事制度企画立案など幅広い業務を担います。
採用した人材が活躍し、生き生きと楽しそうに仕事をしている姿を見たり、所員のエンゲージメントを高め、安心して働けるような仕組みづくりによって事務所全体の発展に寄与していると実感できます。